Ayafm Diary

ヒルシュ・喉頭軟化症の子との生活や趣味のおはなし

【映画】対峙【ネタバレ注意⚠️】

あらすじ

高校銃乱射事件の加害者親と被害者親の対話を描いた映画。

 

事件の描写は全くなくて、それぞれの親が語る内容でしか事件の詳細がわかりません。

そして部屋の中で対話してるシチュエーションのみで展開されます。

映画を見ている私がその場に同席しているかのように、引き込まれて最後まで一気に見てしまいました。

 

対峙

対峙

  • リード・バーニー
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↓ここからネタバレあり

残念なことに、被害者生徒も加害者生徒も亡くなってしまっているため

まさにそこが、特にこの映画の肝かなと思いました。

 

加害者がいない今、罪の所在はどこなのか?

罪を犯した子を育ててきた親ができる償いとは?罪はあるのか?

愛する我が子はなぜ殺されなければならなかったのか?

自殺した子(加害者)を親は愛してはいけないのか?

 

それぞれが抱える苦しみや痛みに答えが見つからなくて、どんな終わり方をするのか本当に気になってしまいました。

 

 

印象に残った台詞の一部です。

 

『あまりにも苦しすぎるの 違う過去を求めることが。

 

 このままではあの子を見失う。

 

 あの子が必要よ、きっとまた会えるはず

 

 罪を赦し、愛を取り戻せれば』

 

 

 

どれだけ考えても苦しんでも、もう結果は変えられません。

過去に囚われ、その過去を追い続けることで

今目の前にいる人や、自分を愛することも忘れ

終わりのない気持ちに向き合い続けるだけ。

頭ではわかっていっても、実際に自分が当事者だったら

そんな綺麗事で受け入れられるかはわからないですが、、、

 

個人的には見終わって、なんか少しホッとできてよかったです。

 

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《勝手な⭐︎5段階評価》

感情的⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

心揺さぶられる⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

せつなさ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎