あらすじ
妻を亡くし、うまくいかない人生に絶望して自殺しようとする頑固なおじさんのおはなし。とにかくいつも機嫌が悪くて、まわりからも嫌われ者。そんな彼は隣に引っ越してきた家族をきっかけに、徐々に心を開いていくことになります。
世界的にベストセラーとなったフレドリック・バックマンの同名小説を元に映画化されました。リメイク版でトムハンクス主演の『オットーという男』があります。
ひとりぼっちがしあわせ?一体なんだろう?と思いましたが、見終わるとしっくりきました!
ここからネタバレあり↓↓ 感想
結論から言うと、今まで見てきた映画の中でかなり上位に入る素晴らしい映画でした!!
内容に自殺が出てくるのでシリアスなのかと思いきや、全体的にコメディっぽい感じでした。深刻なことなのに思わずプッと笑ってしまうシーンがチラチラ。自殺をしようとするたびに毎回邪魔が入り、ことごとく失敗を繰り返していきます。
特に隣に引っ越してきた一家。ちょっと間抜けな旦那さん、可愛い娘2人、そして妊娠中の奥さんパルヴァネ。
彼女は天真爛漫でハッキリした性格。彼はブツブツ言いながらも見事に翻弄されていきます。彼女に押し負けてなんだかんだ言いなりに(笑)
色んなことに巻き込まれながら、段々と心を開いていき自分のことを話すようになっていきます。回想シーンが何度も出てきて、亡くなった奥さんのことや、彼の人生が掘り下げられていって最後涙が止まらなかったです。
私がもしこの主人公に出会ったら、まず近寄らないです(笑)とにかくいつも不機嫌で怒っていて、ルールを守らない人をすぐ説教し、近寄りがたい頑固な方です。
でもその頑固さの裏には、正直で、真っ直ぐで、一途で、不器用さがありました。
亡くなった奥さんやお父さんのことを本当に愛していたのが伝わってきます。
心がジーンとしたい方、オススメです!
いつも字幕派なのですが、これに限っては個人的に吹き替えで見るのおすすめです💛
小説はこちら
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《勝手な⭐︎5段階評価》
コメディ⭐︎⭐︎⭐︎
ヒューマンドラマ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
心温まる⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎