あらすじ
上位1%の英才が集まる名門高校で、数学が苦手なハン・ジウ。ある時、高校の警備員をしているハクソンに出会う。ハクソンはとても無愛想で学生からは近寄りがたい人だったが、実は脱北した天才数学者だった。ジウはハクソンに数学を教えて欲しいと頼むのだが、、、
ここからネタバレあり↓↓ 感想
正直なところ期待していなかっただけに、予想以上にいい話だったと感じました。(ごめんなさい😓)
学問を学ぶ上での意義や、国際的な背景、貧困差など色々と考えさせてくれるものでした。
学ぶとは?良い成績を取るため、いい会社に就職するため。それも間違いではないのかもしれませんが、いつしか学問が道具のようになっているとハクソンはジウに教えます。
更に天才数学者だったので、今まで誰も証明できなかったことを成し遂げようとした時に、それが戦争や政治的な駆け引きに使われたり、息子を失ってしまいます。思想の自由を求めて脱北したはずなのに、状況があまり変わりません。
でもジウに数学を教えていくうちに、ハクソンは自分も忘れてしまっていたことに気付かされていきます。ジウもハクソンから教わるうちに数学の成績が上がるのは勿論、人間的にも成長していきます。
改めて、教えること・教わることはどちらも一方的ではなく相互的に影響しあうことだなと思いました。
また数学を通して人として成長していく、これが本来のあるべき姿なのかなと思いました。テストのための勉強、試験のための勉強になってしまっている部分が現代は多いのかなと思います。
でもまぁ、、、理想的ではありますがなかなかここまでの教育を実現していくのは実際には難しいのかなとも思います💦
わたしもこのブログをはじめて少し経ちましたが、色んな設定や編集、そして記事を書いたり、わからないことだらけで学びの中にいます。行き詰まって嫌になるときもありますが、わかったとき・できたときの達成感は嬉しいものです。
学びをやめたら人は成長しないし、心が貧しくなるような気がするのでこれからも頑張りたいと思いました❣️
《勝手な⭐︎5段階評価》
見終わると学びたくなる⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
学校のはなし⭐︎⭐︎⭐︎
ヒューマンドラマ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎